G1ラボ - デジタルマーケティングを研究する為の備忘録

これからのデジタルマーケティングは技術と方法に加え、OfflineとOnline、HardwareとSoftware。6軸+αの時代を生きるデジタルマーケッター

私がFacebookの経営者ならこうするだろうと思われるFacebook入札価格ロジック。

f:id:digitalmarketers:20180217135155p:plainもし、私がFacebookの経営者ならという前提なので事実とは異なりますからご注意くださいね。

Facebook広告の入札価格は様々なコンディションによって決められているわけですが、これはどのように決められているのでしょうか。ある1名が30円と決めて、その辺で駆け引きが行われている感じが一般的ですが、そもそもこの30円が妥当なのかどうかはどのように決まっているのかを考えた時、特に調査もせずに、自分がFacebook経営者だったらこうするかなと暇つぶしで考えてみました。

 

まずFacebook広告における収入で期待したい月額全世界売上予算を300億円とします。それを世界で運用されている国々とユーザー数の割合で割ります。そうして日本はユーザー数も多いことから月額30億円を目標売上としたい・・・という予算設定をします。次に過去1年における日本でのいいね!などのエンゲージメント数が月平均で1億回だとします。そうすると1エンゲージメントあたり30円という計算になりますね。これがいわゆる基準値となります。1日にすると1億円の売上が必要となる予算です。基準値が30円で1億円の売上が必要となると約3333万回のエンゲージメントが必要になり、それはつまり3333万回近い広告主の需要と実際の投資が必要となります。

 

それを前提にして、日々の目標売上を超えて月額目標達成に向けて見通しがよくなれば、基準値を30円から下げてより投資を呼び込みやすくし、逆に日々の売上目標が悪くて月額目標達成に向けて見通しが悪ければ、基準値を30円から上げて目標額に少ない人数で到達できるようにします。そうして月額目標を維持するという感じです。

 

通常、一般入札というのはスタート価格(=最低価格)が設定されているわけですが、Facebookの場合はそれが不透明な部分があります。なので私は裏側では最低入札価格があって、その基準はFacebookが月額で確実に売上げたい予算があり、それを分母として単価が算出されているのだろうなと考えました。そして一応私もマネジメントの側にいる人間なので、広告などの確実なルーティーン売上になるものは可能な限り変動なくFIXでいきたいと考えてます。

 

まあ、全部妄想の粋ですがね!

まとめますと、私の妄想だとこうなります。

 

入札価格がいつもより安い:Facebookの広告売上状況が今月好調

入札価格がいつもよりも高い:Facebookの広告売上状況が今月低調

 

Facebookは企業ですからね。こういう現実的な側面もあるんじゃないかなーと思ったわけです。