金融を抑えろはセオリー通り。LINEが銀行。
LINE Payの年間取引額は4,500億円。
まずこの金額を多いと見るか少ないと見るかだけど、VISAの年間取引金額は15兆円だから、それと比較すると私としては大きいなと思いますね。既にあのVISAの取引額の30分の1、それもLINEのほとんどのユーザーは一部アジア圏がメインという限定利用ですから・・・。
LINE、仮想通貨取引に参入へ 新会社「LINE Financial」設立(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
そう考えると、LINEが銀行を持つというのは正しい選択肢だと思います。ネットで販売する企業は、自社通貨や銀行を持つ事が拡大の早道であり、むしろ必須要項だったりもしますね。楽天なんてその例でしょうね。
LINEが生き残るためには、5年〜10年程度流行して廃れる一時的なチャットツールで終わらせないために、ユーザーを長期間確保するために銀行は必要、銀行となれば店舗側もLINE決済を導入せざるをえなくなってくる。(店舗側から見たら決済方法の多様化は管理費考えるとしんどいだろうなあ・・・)
日本以上に海外では電子マネー決済が進んでいます。そう考えると決済の簡素化は海外向けサービスでは「Must」なのですよね。
でも、「銀行を持てる」かどうかはこのようなプラットフォーム会社が繁栄するかどうかの境目であるのは間違い無いですね。このニュースには注目せざるを得ないでしょうなあ。
でもLINEて韓国企業ですよね?Samsung Payをモロに潰しにかかるツールだと思うのですが、韓国内では大丈夫なのかね?