G1ラボ - デジタルマーケティングを研究する為の備忘録

これからのデジタルマーケティングは技術と方法に加え、OfflineとOnline、HardwareとSoftware。6軸+αの時代を生きるデジタルマーケッター

「これからは!」の繰り返しのデジタルマーケティング業界

本年も宜しくお願い致します。

今年はもっと更新を頑張ります。

さて、年も明けて気分一新!という感じですが、気分一新とは自分の心の中から湧き出るものでありたいものです。しかし年が明けると、メルマガ、SNSなどで見る単語は「今年のトレンドはこれだ!」とか「これからはXXXだ!」などという、他人を気分一新させるデジタルマーケティング会社のPRトークが溢れています。

最近、このような会社を「トレンド紹介企業」と呼ぶようにしています。これらの会社には今までクライアントに投資させてきた事の総括なく新しい技術や方法への投資を促す企業が少なくありません。

 

自分でやっていて常々思いますが、デジタルマーケティングとは方法であって、マーケティングの根幹ではありません。トレンド紹介企業のPRに乗って新しい方法をやり始めたとしても、クライアント側にマーケティングの基礎知識や基礎能力がなければ猫に小判や豚に真珠の類で、儲かるのはトレンド紹介企業だけです。

 

2018年は人工知能(AI)が更にトレンドキーワードになっていきます。

トレンドに乗っかりすぎる事なく、自前のマーケッターをしっかりと育ててデータを見る目を養っていく事が大事です。SEOはもう古い!と言いながらもSEO事業を辞めない企業が多いのがその一例です。

 

気分一新は自分の目と頭と心で行なってください。

今年も頑張りましょう。