G1ラボ - デジタルマーケティングを研究する為の備忘録

これからのデジタルマーケティングは技術と方法に加え、OfflineとOnline、HardwareとSoftware。6軸+αの時代を生きるデジタルマーケッター

盛り上がりに欠け気味の市場で伸びるHUAWEI

タイでもスマホは大人気。基本的に人口全体をカバーしていると考えてもいいほどの普及率です。ではどんなブランドが人気なのか。当たり前ではありますがAppleiPhoneが人気です。続いてSamsung、Huaweiなどでしょうか。iPhoneはエグゼクティブ層は必ずと言っていいほど持っているほどのステイタス感のあるアイテムの位置付け、SamsungやHuaweiなどは中所得者層以下が持っていることが多く、安価であるという点での購入が多いようです。そして変わっているところでは日本愛に溢れる日本人はXperiaと。 

 

 

しかしマーケットの様子を見るとこんな感じのグラフになります。

だんだんスマホの「先進性」による「ありがたみ」が薄れてきたのか、熱狂度も各社下がってきています。やはり「初スマホ」から「買い替え」に需要の内訳が変わってきている事での「当たり前感」が増加していることもあるほか、機能的に期待を大幅に上回るテクノロジーのイノベーションが減ってきている事も大きいのもあるのでしょう。つまり、スマホは「憧れの存在」ではなくなってきたとも言えますね。

 

ではその買い替え需要をきっちり捉えているのはどこかというとHuaweiです。Huaweiはもともと中国のセットメーカーとしてスマホ製造のノウハウを構築してきました。なので、デザイン的なものも中華系にしては洗練されています。これまで格安携帯で機能もしょぼいものしか持てなかった低所得者層に、洗練されたデザインでの低価格商品を提供し、Appleを持っていなくてもSamsungくらいのステイタス感は出せるようにしたことが大きいようです。各社のブームが右肩下がりになって市場全体が冷めつつある中で、Huaweiだけは注目を浴びて上昇しています。既にXperiaよりも話題になることが多いようです。

市場が下がるというのは、全部が下がるという事を指すのではないので、このように周囲が泣いてても自分だけ笑っているような企業が存在するのもまた事実ですね。

 

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でも頑張れXperia

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