G1ラボ - デジタルマーケティングを研究する為の備忘録

これからのデジタルマーケティングは技術と方法に加え、OfflineとOnline、HardwareとSoftware。6軸+αの時代を生きるデジタルマーケッター

ITに詳しくなりたかったら・・・

いろんな人にITに詳しくなりたいなら何をオススメする?と聞いてみると1番多いのは「オンラインゲームをすること」。私もその1人ですが、オンラインゲームというのはネット環境に依存するものなので普段経験できない事があります。例えば「切断」。ネットは時々切断するときがあります。それも一瞬。普通のネットサーフィンでは気がつかないレベル。しかしオンラインゲームにおいてどんなボスキャラよりも最強で勝てない敵は「切断」なのです。ゲームの中で敵と戦っている最中にそれは突然やってくるわけで、最強最悪なのです。パソコン側にインストールされているゲームマップの上でユーザーは操作するのですが、そのデータは随時サーバー側にリンクされており実質はサーバー内でプレイしているようなものです。そこで切断が起きると、パソコン側での操作がサーバーに届かなくなり、それはつまり・・・「サーバー内の自分のキャラクターが命令待ちで静止する」という状態になるのです。敵と戦っている最中に静止するということです。どんだけドSなのだ?という状態になります。多くのゲームは操作指令がPCからサーバーに数秒間届かなければログアウトされる仕様にはなっているのですが、それでも敵と戦っている最中に数秒耐えられるかどうか・・・ですが、だいたいは殺されています。これが俗に言う「切断死」という最強の敵です。

切断を知ったから何になるのか?って言われたら「いや別に・・・」ですが、このように普段のネット環境では味わえない事を知る事で知識の幅が広がり、いつのまにかITというものを体系的に学べていたりします。ネットの限界点あたりでネットをエンジョイすることで、ネットの限界も知る事ができますし、やはりITは経験の数に依存するわけです。